住職のつぶやき

工場見学

実は工場見学が好きです。チーズ工場、自動車工場、シウマイ工場、…色々行ってます。

好きがこうじて、一昨年からはクリスマスケーキを作る工場にクリスマス前の1日とか2日アルバイトに行くようになりました。「年末の忙しい時に何してんの?!」と怒られながら。一昨年も去年も「疲れたけど楽しかった」で終わったのですが今年は…。初めて行った時から外人さんが多いなぁとは思ったのですが今年はチームの半分ぐらいが外人さんだったように思います。チームリーダーからして外人さんでした。そのせいかわかりませんが材料の調達の仕方も商品の品質も少し悪くなったような気がしました。まだ食べられる物を大量に廃棄する様子を見てものすごく心が痛みました。高品質のメイドインジャパンは日本で作られるだけではできない、働く人間が良いものを作ろうという気持ちが無いとできないという事がわかりました。

外人さん達がいないとあの工場はまわっていかないでしょう。でも、品質を保つには彼らを指導しないといけない。考え方が違うから難しい事だと思います。これは、これからの日本のどこの職場でも起こる事でしょう。職場だけではないですよね。地域社会でも起こる事。共生、大事なことです。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

今年も年越しのお経を唱えながら新しい年を迎える事ができました。元旦には副住職と2人で護摩を焚き、檀信徒の皆様の健康、ご多幸、諸願成就をお祈りいたしました。副住職が太鼓や法螺貝を鳴らし今年はにぎやかでした。朝早いですがどなたでもおいでいただけます。ご参拝ください。

今年こそ争いのない平和な世界と成りますように願っています。

本年もよろしくお願いします。

夏の記録

サクランボに喜んでいたと思ったらもう夏も終わって秋。暑くて(秋なのか?)と思うのだが暦の上ではすでに10月。

この夏は大阪万博もあり、いつにも増して盛りだくさんてした。(「夏の忙しい時になんで万博?」と怒られました。)

小学生の時に連れて行ってもらったEXPO70が忘れられずに行ってきました。気温38度という信じられない暑さでした。これから万博に行くという友人に情報を求められても「◯◯は並ばずに入れて中が涼しいし座るところもある」「◯◯は並ばずに入れるけど冷房があまり効いてなかった」「◯◯は冷房が効いて座ってご飯が食べられる。メチャ高いけど。」と秋に行く人にはあまりお役立ちでないことしか思い出せませんでした。抽選で当たって入れたガンダム、PASONA、NTT館はやはり規模が違い見応えがありました。ガンダムは遊園地のアトラクションのようでした。PASONA館のiPS細胞の心臓が動く様子は不思議な感じでした。カテーテル操作を体験しましたが、自分の意外な才能に驚きました(笑)。NTT館で立体映像のパフュームを見て(すんごい可愛い!)と感動したところだったので先日のコールドスリープ発表には驚きました。それにしても、ひたすら暑かった。なんで会期を夏にしたんだろう。冬の方がまだ良かった気がします。

大施餓鬼会では3年ぶりに寺の梅で漬けた梅干しを少しずつですがお配りできました。暑い中、足をお運びいただきありがとうございました。

お棚経では毎年顔を合わせる子ども達がスクスク育っている姿を見て元気づけられました。

今年は塾の夏期講習の仕事も多く副住職達に負担をかけてしまいました。反省。

例年以上に暑い夏をお陰様でなんとか乗り切りました。

サクランボ狩り

「住職、明日あたりサクランボが食べ頃てすよ。よかったらどうぞ採りにきてください。鳥との競争です。」檀家のFさんから2年ぶりにのお誘いをいただいた。サクランボは大好きな果物の一つ。「私が死んだらお供物はサクランボにして」「じゃあ、サクランボの季節に死なないと」なんて会話を家族と交わすほど。なので、もちろん、喜んでいそいそ出かけて行きました。「ちょっと粒が大きくなった?」「少し枝を切ったからかな。」そんな会話をしながら思う存分サクランボ狩りを堪能。サクランボが不作だった昨年はFさん家も例外でなくサクランボが駄目でお誘いが無かった。寂しかった。今年は去年の分まで楽しませていただいた。Fさん、毎年気にかけてくれてありがとう!

嫌なら出ていけ!

「嫌なら出ていけ!ここは俺の家だ!住職が暮らす為の場所だ!」これは反抗期の私が父親によく言われた言葉。その通りだから何も言えなかった。ひたすら悔しかった。誰かに依存して生きてはいけない、とこの時に強く思った。

第二次世界大戦は原油の輸入が制限された事が大きな原因だったと何かで読んだ。私達の主食であるお米を輸入に頼る事になったら日本はもうおしまいだと思う。命を外国に握られるのだから。優秀な政治家さんたち、しっかり考えて下さい。

 

このために…

先日、京都で午後2時から会議という日がありました。せっかく京都に行くのにその前日も翌日も仕事が入っていて宿泊はできない、せめて早い時間の新幹線で行って少し観光しようと思ったのでした。ところが、当日は雨の予報。もういいや、ゆっくり会議に間に合う時間で行こう、と思ったのになんとちょうど良い時間の新幹線が満席。京都在住の先輩に遊んでもらおうと声をかけてみたのですがすでに予定が入っているとのこと。こうなったらどこか遊べるところをと探したけれど…。行きたいと思っていた京都国立博物館はその日は開いてるのは庭だけ。じゃあ、何年かぶりに二条城と思ったらお休み。しかたがない、やってみたかった体験コーナーはできないけど京都伝統産業ミュージアムに行くか、と早い時間の新幹線で出かけたのでした。ところが、京都に近づくと晴れてる。天気予報を再確認するとお昼ぐらいまでは雨は降らない。車窓から桜が咲いているのが見えた。調べると山科疏水に桜並木がある。毘沙門堂の枝垂れ桜も昨日散り始めたとあった。というわけで、急遽行き先を山科に。行き方も全部スマホが教えてくれる。本当に便利な世の中になりました。

山科疏水沿いに咲く菜の花と桜が綺麗でした。これが有名な「琵琶湖の水止めたろか?」の琵琶湖の水かと妙に感動。毘沙門堂の枝垂れ桜は残念ながら前日の雨で全て散ってました。でも、毘沙門堂の本堂にある何百年も前のトリックアート襖絵、取り次ぎたくないお客様を待たせる部屋(襖絵が梅に鶯ではなくヒヨドリ?で取り合わないというシャレになっている)、などおもしろく拝観しました。ある部屋にお釈迦様の教えがわかりやすく書かれて壁に貼られてました。その一つに『過ぎてしまったことを後悔せず、まだ起こらないことを心配せず、今を一生懸命生きなさい』とありました。還暦を過ぎ、もうすぐ退職する私には心をうたれる言葉でした。「もっと勉強してちゃんと働けばよかった。」と今さら悔いてもしょうがないことを思い、「収入がなくなり物価が上がっていくのに暮らしていけるのだろうか。」と考えてもわからない未来におびえている今日このごろでした。「あぁ、この言葉を読むために私は今日ここに来たんだ」仏さんは時々こんなふうに導いてくださいます。