住職のつぶやき

梅仕事

前回からの続きです。

翌日Eちゃんの娘一家が来て梅もぎとなりました。年長さんになるEちゃんのお孫ちゃんが大喜びで梅を取るのを見ているだけでなんだかとっても幸せな気持ちになりました。孫がいるのを羨むのではなく自分の孫だと思って可愛がろうという決意は間違ってなかったなと思ったのでした。

後日、夫が本格的に梅をもぎ、最終的には60キロ以上になったかと思います。色々な人にもらっていただきました。梅が色々な物に化けました。じゃがいも、たまねぎ、焼き豚、パウンドケーキ、お煎餅、・・・ありがたいです。「取るの大変でしたでしょ?」そうおっしゃっていただけると報われます。(実際にもいでるのは夫ですが)

結局、梅酒、梅シロップ、梅ピクルスを仕込んで、20キロほどを梅干しに漬けました。今年もうまくできれば檀家さんたちにお配りできると思います。作業している時にいらしたお檀家さんが「梅干し楽しみにしてます。本当に美味しくて。大変な手間ですよね。作るのは。」と言ってくれました。それだけで作るかいがあります。

相手を思いやる言葉は本当に暖かい。

梅仕事前日

今年の梅シーズンは友人と友人の娘一家が来ての梅もぎツアーから始まりました。

前日おばさん三人組は「おごるから湯河原に泊まろう」というKちゃんのありがたいお誘いにのりそれぞれ仕事が終わってから湯河原の温泉旅館に集合。大正時代に建てられた、有形文化財となっている由緒正しいお宿。湯河原に住む同級生A君の紹介でお安くとても良いお部屋に泊めていただきました。私は大井町での法要後、お坊さんの格好のまま湯河原に飛んでいきました。一番乗りで源泉掛け流しの温泉を堪能。全員集合してから万葉公園にホタル見物。私が子供の頃には寺の近くにも蛍がいました。父が仕事帰りに捕まえてきて、明かりを消した部屋のなかに放し楽しみました。そんな懐かしい思い出があるせいか私は蛍がとても好きなのです。観光都市伊勢原を目指すならぜひ蛍を復活させて欲しいです。その後はA君のお店でクラフトビールをちょっと飲んで、これまたA君紹介のお店で散々飲んで食べてしゃべって閉店まで過ごしたのでした。もしかしたら閉店時間はとっくに過ぎていたのかもしれません。A君が迎えに来て宿まで送ってくれました。「Aさん、あんたのお友だちたちまだ帰らないのよ。何とかしてくれない?!」とお店から電話が行ったんではないかとちょっと心配しております。 Read More

サクランボ

今年も檀家のFさんが「サクランボが食べ頃ですよ。勝手に入って取っていって。」と声をかけてくれました。

ちょっと前から通販のページを開き「山形 訳アリ サクランボ 大特価」を眺めてはポチっとしようかどうしようか悩んでいた私。喜んで大きなタッパー抱えてイソイソ出掛けて行きました。まぁ、綺麗!遠慮なくガンガン摘んでいると雨がパラパラ。「欲張らずにほどほどにしなさいよ」と仏さんに注意された気がして終了。Fさんの奥様が出てらして摘んで下さったサクランボとサクランボのついた枝も持たせていただきました。

寺に帰って仏さんあげて直ぐにお下がりをいただいたのは言うまでもありません。忘れずに声をかけてくださるFさんの優しさも加わって美味しいことこの上ありませんでした。

お葬式

先日珍しく自宅でのご葬儀があった。最近はほとんど葬儀屋さんの会館で行うので私が住職になってから初めてかもしれない。コロナで人寄せしなくなったので自宅でする人が増えてきたと今回の葬儀屋さんは言っていた。副住職が言うには色んなお葬式の形を考える人が出てきているとテレビでやっていたそうだ。結婚式が個性豊かになってきたのだからお葬式だってさもありなん。私だったらどういう風にしようかなぁ。御香典の代わりに花を一輪持ってきてもらってお花を棺桶に入れながらお別れ。BGMには好きだった曲を次々流す。ビージーズ、クイーン、BIGBANG、などなど。その後時間のある人は席に座ってお経を聞きながら「あいつ、バカだったよなぁ」とかしみじみ思い出していただき、読経が終わったらお茶やらコーヒー、お菓子など食べながら思い出話ししてもらうなんてどうだろう。「お坊さんのお葬式は決まってるんだからそんなのできるわけないでしょ。」と副住職が言ってます。

ちなみに、うちのお檀家さんのお葬式は私がお経を読まなければいけません。これも決まってます。

貸本

子供の頃、横浜の親戚の家に泊まりに行くと伯母が貸本屋に連れていってマンガを借りてくれた。伊勢原にはそんなものは無く都会は違うなぁと思っていた。マンガはずっと買う物だったのが最近DVDのレンタルショップが貸本を扱うようになったのでもっぱら借りて読むようになった。家にたまらないし最高と思っていたのだが困った点が二つ。一つは楽しみに読んでいた物が突然店先から消えること。あの続きはどうしろと?買って読めと?もう一つは新刊が入るまでに前に読んだ内容を忘れてしまうこと。一度読んだマンガはセリフまで覚えていた若かりし日が懐かしい。

大人の修学旅行

きっかけはEちゃんのお嬢さんが就職してディズニーランドのアトラクションで今は働いているという話しだった。「それは会いに行かねば!」「ディズニーランド行くよ!」と、なり「え~、あんな混んでるとこ行きたくない。」とごねるKちゃんを「今は入場制限しててそんなに混んでないから」と無理矢理連れて還暦過ぎのおばちゃん三人でディズニーに行くこととなったのでした。なんせEちゃんは長野在住、都心に出てくるだけで一日仕事。前後は宿泊だよね。ディズニーのホテルはどこもウン万円すると思っていたら伊勢原のルートインと同じぐらいの値段で泊まれるところもあった。泊まれば飲めるじゃん!話しはガンガン進む。肝心のランドのチケットが取れずにあたふたしてたらEちゃんの別の娘が仕事関係から取ってくれた。ホテルも抑え、ランドでの昼食はお酒が飲めるレストランを抑えた!完璧!そうこうしているうちに二人がもう一日休みが取れたと言い出した。よし!温泉だ!と犬吠埼に宿を取り、いきなり三泊四日の『大人の修学旅行』となったのでした。

ディズニーでは入園そうそう偶然、働いてるEちゃんのお嬢さんに遭遇。しぶしぶ連れてこられていたKちゃんだったが、スターツアーズで指名手配犯としてスクリーンに写し出され、俄然乗り気に。スティッチ・エンカウンターでは私が選ばれてスティッチとお友達になり「○○子!」と名前を散々呼ばれて大盛り上がり。アトラクションはどれも並んでも30分ぐらい。パレード、花火も楽しみ、最後は足が痛くなってしまったEちゃんを車イスに乗せるというアトラクションまでできた。

翌日は銚子で100年の歴史がある醤油蔵を見学、地球が丸くみえる展望台で地球の丸さを実感し、義経に置いていかれてないてた犬が岩になった犬岩を見てちょっと哀しくなったり、乗りたかった銚子電鉄で行ったり来たりして過ごした。そして酒も飲めないぐらいお腹いっぱい食べて、温泉で疲れを癒したのでした。銚子の伝統工芸品である銚子ちぢみのハンカチをKちゃんがみんなおそろいで記念に買ってくれたことも忘れてはならない。

最終日はKちゃんリクエストの伊能忠敬記念館。「予習してくるように」と厳命が下されていたので、伊能忠敬のお墓は浅草のお寺にあるなんて豆知識ができた。

「じゃあ、次は秋にまた修学旅行しよう!」って言ってたけど修学旅行ってそんなにしょっちゅう行ったっけ?

こんな風に元気に遊べるってありがたい。