昨年の夏、ゲリラ豪雨の時、県道からの水で床下浸水になった。境内が調整池にされてしまっているのだ。県道の排水を整えて欲しいと市役所、県、市会議員、県会議員、思いつく限りのところにお願いに回った。だがようやっと来た県からの回答は「基準通りの排水は出きるようになっているので何もしません」だった。「基準を満たしていれば他所に自分ところの排水を垂れ流していいのか?」「はい。基準通りととのえてますから。」何を言ってもそればかり。だんだん自分の声が大きくなりけんか腰になっていくのがわかった。久々にものすごく腹が立った。どうやって仕返ししてやろうか、そんなことばかり考えている今日この頃。いいアイデア募集中です。
先日ディズニーシーに行ってきました。アトラクションの列に並んで、ようやく建物に入ろうとした時、私の数人前に少し空いた隙間に中国人家族が割り込みました。あまりの素早さに呆然。その時です、後ろに並んでたギャルが言いました『中国人すぎ!』言葉はこんな風に進化するのかと感心しました。春節です。あちこちに中国人すぎな人がでないといいですね。マナーを守ってみんなで楽しく過ごせますように。
あっという間に新しい年になり一週間たちました。年をとったせいなのか時が経つのがあまりに早く驚きます。
昨年は大施餓鬼会に来てくださっていた近隣寺院の僧侶が3人亡くなり、当山の大施餓鬼会に出仕する僧侶の中で私は最年長になりました。中身が伴わない最年長は忸怩たるものがあります。勉強が足りないこのまま終わっていくのも…少しは勉強しないと。
穏やかで健康に過ごせる一年でありますように。
お葬式が続いてなんとなく気持ちが沈んでいたので面白いドラマでも見ようと思ってちょっと前に世界的に流行した韓国ドラマ『愛の不時着』をもう一度見てみた。韓国の財閥の娘で事業家のユン・セリ(ソン・イエジン)がハングライダーの事故で北朝鮮に不時着しリ・ジョンヒョン(ヒョンビン)率いる中隊と出会い恋に落ちていく・・・というラブロマンスだ。一度見たドラマでも「面白かった」という記憶は残っているのだが詳しい内容はほとんど忘れていてほぼほぼ新鮮に楽しめてしまうのが情けない。北朝鮮の村のおばちゃんたちや、中隊の兵隊さんたちが個性的で面白い。北朝鮮の停電の話や外国からの客があるときには見える範囲は明かりをつけたり水道が出るようにするという話を聞いていたので本当なんだと再確認したり。冷静に考えると突っ込み処も満載なのだがそれも気にならないほど面白い。面白かったのに。全話見終わって一番印象に残ったのは主人公、美男美女のラブシーンでは無く、中隊の中の一番若い兵隊さんが韓国に来て耳がぴょこぴょこ動く帽子を買ってはしゃいでるシーンだった。そんな物で喜ぶほど幼い子が兵士となり戦わされるのかと思うと悲しくなった。金正恩がロシアに兵隊を送るという。あんな幼い兵士達が自国を守るためならまだしも、他国のしかも侵略戦争に加担しに行かされるのかと思うと不憫でならない。
気晴らしをするためにドラマを見たのに・・・
「俺は本は本屋で買う。中古書店で買うと作家に金が入らないから。」と言ったのは、先代住職である私の父だ。なるほどと思った。
私は本は電子機器ではなく紙媒体で読みたいので本を買うか図書館で借りる。父と違って中古書店でも買う。本がゴミにならない良いシステムだと思うから。でも、最近は本屋さんで買う。本屋さんが無くならないように。ポチっとすれば翌日手に入るのはわかっているのだが。本を見てペラペラめくって選びたいことも多いのだ。
最近の本屋さんは検索機械があるから直ぐに欲しい本を探してくれる。先日も本屋さんで店員さんに「この本が欲しいのだけど」と言うと、直ぐに探して目的の本のある書棚まで案内してくれた。
私一人がこんなことしてもたいして効果は無いかもしれない。でも、本屋さんが無くなったらやらなかったことを後悔するだろう。
もうすぐ衆議院議員選挙だ。私は戦争は嫌だ。自分で安全に後始末できない原子力発電も嫌だ。食料が確保されてないのも嫌だ。ものすごい格差社会になってきているのも嫌だ。投票は自分が望む暮らしができる国にするための唯一の手段なのかと思う。