楽しかったこと

楽しかったこと

本来なら昨年末に書きたかったのですが、バタバタしていて書けなかったのでゆったりまったり駅伝を見ながら書こうと思います。

昨年晩秋、一昨年の公約通り親友のKちゃんがまたもやご近所の高級温泉旅館にEちゃんと二人ご招待してくれました。「あざーっす!」「ゴチになります!」いそいそ出かけていきました。「あたしはエステで美しさに磨きをかけるけどあなた達はどうする?」というKちゃんの問いに「がちのマッサージにする!花より団子!」と答えたのはEちゃんと私。その日はコロナも感染者数が減りみんなが動き出した頃で旅館も混んでいてチェックインに20分以上待つという状態。「3時半にマッサージを頼んであるんだけど」と告げてようやくチェックインしてもらい部屋へ。テレビに出るほどの経営改革をしている旅館なので緊急事態宣言の間は従業員を減らすなどしていたのでしょうね。急に増えたお客さんに対応しきれない感が否めませんでした。

前年同様、露天風呂付きの客室。一っ風呂浴びてからマッサージのはずがあたふた着くや否やマッサージに。マッサージ師のおじさんは我々を有閑マダムと思ったのか『きみまろトーク』を繰り広げました。「いいですねぇ、旦那さんおいて温泉三昧」「最高のおつまみは旦那の悪口ですか?」確かに旦那さんおいて温泉三昧ですが、旦那の悪口は肴にならないなぁ。一人の旦那は不幸なことにもと同級生で共通の友人だから笑いものにはするけど。「あのパンツはどこにやった?」って散々探させたあげく自分ではいてたなんてのは格好のネタです。幸いなことにまだ現役で働かせていただいてる我々の話題は体の不調でも孫自慢でも無く仕事がらみが多いということに気づきました。「男女共同参画会議でね元校長先生が『女が会議で意見を言うとむっとしますよね』って言ったのよ。」「あり得な~い!森元総理か?」、「手術前の回診でどうも様子がおかしいから悩んだあげく手術を中止して調べ直してもらったの。あのまま手術してたら助からなかったかも~。」「良かったねぇ~。危機一髪じゃん。」、「『速さはね単位時間1時間とか1分とか1秒にどれだけ進むかを表すものなんだよ。例えば1時間に1㎞進速さを時速1㎞と言います、1時間に2㎞進速さは時速2㎞です。じゃぁ、時速3㎞は1時間に何㎞進むでしょう?』って聞いてわからない子がおととしは一人、去年は二人、今年は三人いたんだよ。自分の言語能力の限界を感じたわ~。」「そりゃ、大変だ~」。「シャンパンは蓋を持って瓶をひねって開けるんだって」うんちくたれながらシャンパン開けて、日本酒開けて、焼酎開けて楽しい夜は更けていったのでした。元気に働いて、一緒に笑って過ごせる友と時間があり本当にありがたいことです。Kちゃんありがとう、Eちゃん遠くから参戦ありがとう。この楽しい時間をまた持てるようにうっかり死んじゃわないように頑張ろうと思います。