土地区画整理

土地区画整理

伊勢原北インター開設に伴ってその近辺の土地を効率的に土地利用しようという計画が7年ほど前にだされ、伊勢原市、地権者を中心に「研究会」などの名称で検討が始まった。現在は土地区画整理組合設立準備委員会という名前で進められてきている。「まとまった土地区画整理をするかどうかを検討する」と言っていたのが久々に参加した総会では「事業化検討パートナーを選定する」という話で、すでに土地利用は「産業系(工場など)」が対象と決まっていた。地権者は現在持っている土地の半分位を出し合いその処分金と市の助成金を使って支出をまかない、赤字補てんは地権者だという。区画整理事業をすると土地の評価額があがるらしいが、売る土地のないものにとってはまったく関係ないように思われる。公共施設(上下水道など)の整備が進むらしいが本来行政がやるべきことのように思う。もっと驚いたのは112名中出席28名委任状40名でそのうち38名が会長一任。ということは会長の意見で多数決が決まるということ?この調子ですべて進んでいくのだろうか。あの地域の人たちがそれを望むなら寺としてはあえて反対することもないかと思う。でも、なんだかなぁ・・・。

観光に力を入れているように見える伊勢原市だが何を目指しているのか。都心から近い緑豊かな観光地で売りたいのではないのか。自然の中で癒されようと訪れた観光客がインターをおりて目にする工業地帯に何を思うだろう。