入院日記 1

入院日記 1

京都から戻った翌日、アルバイトの塾に行く準備をしているとなんだかしくしくお腹が痛い。いつもの持病の癪でも無さそう。アルバイトを休む連絡を入れ、かかりつけ医に電話。救急車を呼んだ方がいいと言われ救急車を呼んだ。前回みたいに到着した頃には痛みが収まるんじゃないかなと思いつつ玄関に横たわり待機。前回の救急搬送騒動の話しをする時に「妹に、(家がちらかっていてみっもないので)這ってでも玄関まで行って待て、と言われて…」と散々笑い話にしたので今回は妹は無言でした。

残念なことに今回は笑い話にならずそのまま緊急入院、約一週間の入院生活となりました。めったに乗れない救急車の記憶もほとんどないのでかなり痛かったんですね。

実はちょっと前につぶやいた疎遠になってたあの叔母がその後急逝してお葬式の知らせが来てました。生前の事を考えるとお葬式に出るのもためらいがありました。他の親戚もほとんど出ないし。でも、お坊さんがそんなことではいけない、という葛藤の末出るつもりでいたんです。それがこうなって。仏様から無理しなくていいよと言われた気がします。それにしても、京都でのお勤めが無事終わって、アルバイトにも出かけてしまう前、家で具合が悪くなってよかったなぁと思います。

さて、金曜日の午後に入院して、点滴に繋がれる日々が始まりました。今は便利です。パジャマ、バスタオル、ハンドタオルのセットが1日550円です。汚れたら直ぐに取り替えられます。リンスインシャンプー、ボディソープ、歯磨きセットがついてきます。寺の法務も色々入っていて忙しい事からこれを利用することにしました。テレビはカード式。これにはWi-Fi使用も含まれています。で、これらの詳しい説明は夫にされたのかとりあえず私にはされませんでした。なんだか色々なことが説明されないまま入院生活が始まったのです。