COVID-19 新型コロナウイルス

COVID-19 新型コロナウイルス

あれよあれよという間に感染は世界中に拡がり、日本もついに医師会が「緊急事態宣言をだしてもいい」というまでになってしまいました。

私も最初のうちは「ウイルスとワクチンは一緒に開発しているはずだからもうすぐ中国が出してくるはず。売り出すタイミングをはかっているんだ。」なんてくだらない冗談を言って笑っていたのですがそれどころではなくなってきました。連日イタリアの悲惨な医療現場が報道され、アメリカからもサンフランシスコ、ニューヨークから人影がなくなった様子が伝えられました。世界中の国からその混乱が伝わってきています。このあいだの週末、東京は外出を自粛するよう呼びかけました。その状況の中で危機感を持たず出歩く若者が「気にしすぎ」「かかっても大丈夫」とインタビューに答えていました。北朝鮮はミサイルを打ちました。人間は試されているのかと思いました。どこまで他の人を思いやり行動できるか。

私は時々この世界全体がどこかの誰かの夏休みの自由研究なんじゃないかという妄想をします。誰が考えだした生物が生き残るか。今のところ人間が繁栄しているが、欲に負けて足るを知らないといった欠点をどこまでカバーできるかが課題。今まで世界大戦などの課題をクリアしてきたが今度の敵はウイルスだ。それぞれが勝手に出歩き接触を続ければどんどん拡散していく。拡散を防ぐ為のマスクが買い占められ必要な人に届かない。店や会社を閉めさせたら誰がその賃金を保証するのか命より金の心配が先立ち政治家は決断ができない。禁止じゃないから出歩いてもいいという勝手な判断をする人。三つの「密」を避けるようにという簡単なことすらしない。

志村けんさんが亡くなりました。感染を防ぐ行動をしていない人、その結果がまわりまわって誰かの命を奪うことになります。その誰かは自分の大事な人かもしれません。自分はかかってもいいと思うかもしれません。でも、あなたが罹ったら医療機関はあなたのために働かなくてならなくなるのです。一人一人が自覚を持って行動しないとこの課題はクリアできません。クリアするのかゲームオーバーとなるのか、選ぶのは私たち自身です。