沖縄

沖縄

格安ツアーを旅行支援でさらに安くしたもので沖縄に。

久々に飛行機に乗って「やっぱりパイロットになる方がいいよなぁ。(参照 NHK朝ドラ)」と思ったりして。スカイマークというお安い飛行機だったんですがスタッフは親切だし、チケットはピカチュウ柄で可愛いし、機内ではコーヒーとキットカットのサービスがあってなかなか快適でした。

一日目は世界遺産の城跡を見に。布積み、野面積み、相方積み、なんていう石垣の積み方を覚えてその後行く先々で知ったかぶりして話したのは言うまでもありません。日差しが強くて車はクーラーを入れて走ってました。

翌日はホエールウォッチング。これがメインイベント。いくら沖縄でもこの時期に船で海をかっ飛ばしたら寒かろうと思ったのですが、気温23℃、ピーカンの沖縄。目的地に着くまでは半袖Tシャツに救命胴衣、目的地に着いて二階のデッキに出るときには上着を一枚羽織りましたが全く寒くなかったです。海上をひたすら眺めてクジラを探すのですが、必ずしも見られるわけではないので、ひたすら祈りました。御本尊さんのご真言、お大師さんのご真言、繰り返し心の中で唱えながら海を見つめていました。そのかいあってなのかクジラが姿を現しました。時折潮を吹き、銀杏の葉のような尾を見せ潜っていきました。そしてまた、何もない海に。この繰り返しです。それでも5~6回ぐらいクジラは姿を見せてくれました。

午後に行ったかりゆし水族館は小さいけど展示に工夫がありとても楽しめました。那覇空港からも近くおすすめです。

最終日午前中は斎場御嶽に行きました。心配していた雨も現地に着くとあがり、運良くガイドさんも頼むことができました。うちなんちゅーのガイドさんはおばぁから聞いたという話も交えて一時間ほど案内してくれました。大事な祈りの場所に愚かしい戦争の傷跡があちこちに残っている様子には心が痛みました。

午後は首里城の復興ボランティアに参加しました。漆塗りをするための下地を作る為に石を砕いて砂にする作業です。と言っても紙コップ半分ぐらいの量、15分程でした。それでもほんの少しでも役に立てたと思うと嬉しくなりました。首里城が再建されたらきっとまた見に来ると思います。見せる復興は良いアイデアです。

暖かい沖縄に後ろ髪を引かれる思いで帰ってきました。斎場御嶽のガイドさんが沖縄では檀家というものがなくお葬式になると宗派関係なく好きなお坊さんを呼んでお経をあげてもらうと言ってました。沖縄で食べていけるかも。