大人の修学旅行

大人の修学旅行

きっかけはEちゃんのお嬢さんが就職してディズニーランドのアトラクションで今は働いているという話しだった。「それは会いに行かねば!」「ディズニーランド行くよ!」と、なり「え~、あんな混んでるとこ行きたくない。」とごねるKちゃんを「今は入場制限しててそんなに混んでないから」と無理矢理連れて還暦過ぎのおばちゃん三人でディズニーに行くこととなったのでした。なんせEちゃんは長野在住、都心に出てくるだけで一日仕事。前後は宿泊だよね。ディズニーのホテルはどこもウン万円すると思っていたら伊勢原のルートインと同じぐらいの値段で泊まれるところもあった。泊まれば飲めるじゃん!話しはガンガン進む。肝心のランドのチケットが取れずにあたふたしてたらEちゃんの別の娘が仕事関係から取ってくれた。ホテルも抑え、ランドでの昼食はお酒が飲めるレストランを抑えた!完璧!そうこうしているうちに二人がもう一日休みが取れたと言い出した。よし!温泉だ!と犬吠埼に宿を取り、いきなり三泊四日の『大人の修学旅行』となったのでした。

ディズニーでは入園そうそう偶然、働いてるEちゃんのお嬢さんに遭遇。しぶしぶ連れてこられていたKちゃんだったが、スターツアーズで指名手配犯としてスクリーンに写し出され、俄然乗り気に。スティッチ・エンカウンターでは私が選ばれてスティッチとお友達になり「○○子!」と名前を散々呼ばれて大盛り上がり。アトラクションはどれも並んでも30分ぐらい。パレード、花火も楽しみ、最後は足が痛くなってしまったEちゃんを車イスに乗せるというアトラクションまでできた。

翌日は銚子で100年の歴史がある醤油蔵を見学、地球が丸くみえる展望台で地球の丸さを実感し、義経に置いていかれてないてた犬が岩になった犬岩を見てちょっと哀しくなったり、乗りたかった銚子電鉄で行ったり来たりして過ごした。そして酒も飲めないぐらいお腹いっぱい食べて、温泉で疲れを癒したのでした。銚子の伝統工芸品である銚子ちぢみのハンカチをKちゃんがみんなおそろいで記念に買ってくれたことも忘れてはならない。

最終日はKちゃんリクエストの伊能忠敬記念館。「予習してくるように」と厳命が下されていたので、伊能忠敬のお墓は浅草のお寺にあるなんて豆知識ができた。

「じゃあ、次は秋にまた修学旅行しよう!」って言ってたけど修学旅行ってそんなにしょっちゅう行ったっけ?

こんな風に元気に遊べるってありがたい。