土地開発

土地開発

今、あなたが住んでいる土地を半分寄付してください。そうすれば新しい住宅地に新しい家を建ててあげます。しかもその土地は価値が上がって2倍いや3倍になるかもしれませんよ。と言われたらどうしますか?私は引っ越すのは大変だし価値が上がっても土地を売る気がないので結構です。と言いたい。言いたかったし、実際に何度も言ったのに聞き入れてもらえなかった。

減歩率50%を越えるこの計画、市が強力に推し進めている。しかし、最終的には地権者で作る組合が責任をおうというものだ。どう転んでも市は収入が増えるという画期的な土地開発事業。

これに80%の地権者が賛同したという。宅地だけではなく、もて余している農地もあったからか。率先して動いていた自治会の主要メンバーへの忖度も感じられる。実際に説明会会場でそういう発言をした人がいた。以前ここで同じく土地をめぐって問題が起きたとき、異議申し立てをした人が村八分にされ、そこの土地を去っている。彼はこのことを人権問題として市にも訴えたと思う。市があの地域はボスザルさえ手懐ければいいと考えたとしたら。私達は民主主義国家に暮らしているはずなのに。市の思うがままに事は進められた。説明会会場で個別訪問で承諾書を集めた市に「民主主義じゃない!」と抗議した人がいたが、賛成80%という数字に従うしかない。

願わくは工場や倉庫だけでなく観光客も地元民も喜ぶような温泉施設とか道の駅とかそういうものができて欲しい。

#伊勢原北インター上粕屋地区土地区画整理