お盆

お盆

今年もお盆のお棚経を無事に回り終えました。

何年か前までは回っていると他のお坊さんの姿を何人か見かけたのですが、今年は1人も見かけませんでした。檀家さんをお寺に集めてご供養する形に移行したお寺が多くなったのでしょうか。時の流れですね。

私はお盆はすごく心が温かくなる行事だと感じています。亡くなった人が帰って来る。その為に各家が精霊棚を作りそこにはその家その家のおもてなしがされてます。初めて帰って来る新盆精霊の為には迷わないようにと目印の白い提灯が軒下に吊るされます。精霊棚には御供物が並びます。季節の果物、野菜、手料理、お菓子…。我が家は普段冷房を入れてない部屋に作るので御供物はお供えしては下ろしていただく方式です。「お母さんはお寿司が好きだったよね〜」と言ってお寿司をいただき、「お父さんはステーキ好きだったよね〜」と言ってステーキを供えて食べる。デザートにはめったに食べないケーキまでつく。まさに盆と正月がいっぺんに来たようなおごちそうでおもてなしして故人を偲びます。昼間はバタバタして誰もいないので可哀想だなと思ったりもしますが。そんなお盆が今年も無事に終わりました。